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オーディション合格者に聞け!オーディション合格者に聞け!

第5回 08/08/28号

「ゲームやろうぜ!」の現場はどんな感じなんですか?

マイスタイリスト

池田:オフィス自体が特殊な環境で、「ゲームやろうぜ!」の合格者しかいないんですよ。
僕らは3人でチームを組んでやっていますけど、ほかの人の意見を聞いたり、違うチームの企画に意見を出したりできるんで、日々刺激を受けてます。変な人は多いですけど(笑)。SCEのスタッフの方も素晴らしいフォローして下さるので、やりがいのある職場だと思います。

初めてゲーム制作に関わるということですが、苦労された点はありますか?

池田:僕らの企画は絵やイメージから始まるので、最後にシステムをどう落とし込むかが難しいですね。あと、ゲーム制作にはすごい時間がかかるなと実感しました。前の仕事だと造形物を作るのに長くても1~3か月くらいで、それでも「すごく長いなぁ」と感じていたんですけど、ゲーム制作はそれ以上の期間がかかるので驚きましたね。

中塚さんと寺島さんは、デザイナーとしてゲーム制作に携わってどうでしたか?

中塚:今までは自分の絵ばかり描いてきていたんですけど、制作中は「(自分のテイストとは)違うものを描いて。」と言われることのほうが多いんですね。そこで自分では気付かなかった部分を発見できるので、良い刺激になっています。

寺島:僕は以前にマンガのアシスタントをしていた頃があるんですけど、そのときは先生が「こういう風に描いて」と細かく指定されたとおりに描いていくことが多かったんですね。でも今は、ある程度は自分がデザインを任されている立場なので、そこを自分で判断することが重要だと思うんです。ただ絵が上手いだけではなくて、ゲームをプレイするユーザーの思考みたいなものを探りながら絵を描く。アシスタント時代はその作業をあまりしてこなかったので、そういう意味で今は勉強中です。

では反対に、ゲーム制作で楽しかったことはありますか?

池田:いつも楽しんでやってますよ。今は何かを実現するチャンスにあると思うんで、その過程にある苦労も楽しめています。

寺島さんは先ほどのノートにたくさんの企画を考えられていますが、プランナーもやってみたいとお考えですか?

寺島:これはたまたま時間が空いていたときに書いたものなんで……。もともと僕は企画を考えるのは得意じゃないです。僕から話が広がることはあんまりないですし(笑)。

池田:話を終わらせる人だもんね(笑)。

中塚:でも僕は、この中からすごい作品が生まれると思ってるんですよ。いつか……(笑)。

寺島:やっぱり企画は池田さんですよね。人を楽しませるツボを知っていて、ユーザーをその気にさせる仕掛けを考えるのが得意だと思います。

池田:得意だったら、もう作品が出てると思うけどね(笑)。やっぱり難しいです。

寺島:この3人の中だったらですよ(笑)。ひとつのネタをどうやって発展させていくか、みたいな。人数が多いほど色んなアイデアが出てくるとは思うんですけど、逆に多すぎても形にできないと思うので、丁度良い人数でやってるのかな、と思います。

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企画を考える上でのコンセプトはありますか?

寺島:どんな企画だとしても、最終的にそれを見た人に、どう感じ取らせるかを先に設定してから作って行くことです。

池田:最近はそれができるようになってきたよね。企画の目標が皆で分かっていて、そこにユーザーを持っていこうと考えています。

寺島:最初はノリまかせですけどね。まずは作る人が「面白いものを作っているんだ」という実感がなければ、ユーザーにも楽しんでもらえないんじゃないかと思います。

でも、「じゃあここでモンスターが出てきて、自爆したら面白いんじゃない?」とか(笑)、話し合っているときは盛り上がるんですけど、ユーザーを無視して身内だけが面白がって制作するのも違うと思うんです。自分たちの面白さが必ずしもユーザーとイコールではないので、そこが難しいですよね。

池田:寺島君は「自爆」ネタが好きなんですよ(笑)。

寺島:実は自爆する感じのゲームは、「ゲームやろうぜ!」に入った時から考えてますね(笑)。

寺島さんが考えている「自爆」の魅力は何でしょうか?

池田:「ドラゴンボール」が大好きなんだよね。いつかサイバイマンになりたいって(笑)。

寺島:「ドラゴンボール」は大好きですけど……。自爆のシーンって、その人が覚悟を決めた瞬間を見事に表現しているじゃないですか。それは見る側からすれば簡単な表現方法なんですけど、例えばもし自分に自爆機能がついていたら、「いつ発動させるか!?」というのをすごく考えると思うんですね。それを考えた末に、覚悟を決めて華々しく散るシーンには、自己犠牲の美学があるんじゃないかな!(熱弁)

ゲームを制作するうえで大切なことはありますか?

中塚:まだ模索中ですけど、長い期間制作に関わっていくので、飽きないようにモチベーションをいかに保つのかが重要だと思います。

最後に、今回のオーディション「PlayStation®C.A.M.P!」の応募を考えている方へコメントをお願いします

池田:どんな企画でも、まずは相手をどう驚かすかっていうことだけを考えればいいんじゃないですかね。ゲーム(企画)としてちゃんと成立してなきゃだめだとかは、応募に関しては考えなくていいと思います。

ちなみに、どんな人に応募してきてほしいですか?

池田:何でも楽しめる人はぜひ応募してほしいですね。寺島君は「ドラゴンボール」好きな人が良いんじゃない?(笑)

寺島:でも、僕もそれほど詳しいわけではないですからね。個人的に言わせてもらうと、お互いに刺激し合えるような……自分と趣味が合う人かなぁ?

中塚:僕は「宇宙」の話を一緒にしてくれる人がいいですね。

池田:ものすごく個人的な要望だね……(苦笑)。

どうもありがとうございました!

Text by ねこひげ合同会社ライター 山本博幸

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